モンスターメーカー・オンラインTRPG特設 /クエスト003 ライアとウルチ
TOPへ戻る

20080905232543

クエスト003 ライアとウルチ

柴崎@銀河企画


ライアは、ハーフエルフとしてこの世に生を受けた。
そしてヒューマンに育てられた。
しかし自分の本当の親は誰かを知らなかった。
他の村人からの謂われなき差別により、
これまで暮らしたフェルンドの村を去って、一人旅に出ることにした。
ライアは、モスバドルの森で、コボルトの子、ウルチに出会った。
ウルチは、ライアの身の上に同情し、旅にお伴することを決めた。
途中で出会ったアースドラゴンから、ライアは卵を託された。
そして、孵化に立ち会うことでライアは心の絆を得た。
生まれた金色の竜をイリアと名付けた。
ライアは、自分の出生の秘密を探るために、様々な国を訪れた。
ウルチとともにコボルトの里を訪れたとき、
コボルト王の命令で、ウルチは仕方なくそこへ残ることになった。
とはいっても、ウルチは、すぐに城から脱出し、ライアの後を追った。
一方、ライアは、アンドレシアの軍と行動を共にするうち、
金竜イリアをウォーケンに預けることになった。
モンタズナは、首尾よくそのイリアを手に入れ、戦艦アントンに乗せた。
ウルチは、ライアを探してアンドレシアをさまよう途中、
別のモンタズナ軍に捕えられ、巡洋艦エミルに収容されていた。
ライアは、世界に流行りつつある熱病を治す方法がルーの書にあることを知り、
その在処を発見したが、モンタズナがそれを別の目的で探していることから
ルーの書を持って逃走した。
モンタズナは、ウルチと金竜イリアを解放する条件として、
ルーの書を渡すことを迫ったことから、ソルレンドの都市ワーワンで、
ライアは、アントンに乗るモンタズナとの交渉に応じようとしていた。
モンタズナは、先に金竜イリアを解放した。

ライアが、金竜イリアに乗ってアントンに向かおうとしたそのとき、
空母ベルタの艦橋でウルチが手を振っているのが分かった。
ライアは、イリアに乗って飛び立った。
アントンは、他の戦艦ザムザンから砲撃を受けている。
この状況であれば、ライアが空母ベルタに向かう理由は安全確保のためだと
モンタズナも思うだろう。
こうして、ライアは、何の妨害も受けずに空母ベルタに到着した。

ベルタは、竜が降りるのにとても良い構造をしていた。
広くて平らな甲板。
その中央には、床が階下に降りていく昇降機の仕組みが備わっていた。
降りた先には、ウルチとその仲間たちが待っていた。

ウルチ「
 うえーん。ライア、探したよ。俺、コボルトの城、抜けだして、
 後を、追いかけた。」

ライア「
 心配かけて、ごめんね・・・」

ウルチ「
 緑の竜、バァリィていうんだ。俺の、心の友。」

イリア「
 クワ♪ウォーン♪」

バァリィ「
 キィ♪キュウーン♪」

ライアとウルチは、しばらく二人で話し込んでいたが、
やがて、ウルチが他の仲間の紹介を始めた。

ウルチ「
 ここに居るの、みんな、俺の友達。安心していい。」

ルフィール「
 再会おめでとう、ウルチさんライアさん♪
 けど、まだ外は安心できる状況じゃないから、
 手放しでは喜べない」

グリン「
 黄金色、美しい竜、落ち着く、ここ安心」

ミザクオン「
 ぎゃ♪ぎゃおーん♪」

ルフィール「
 戦艦同士だとちゃんと攻撃できるのね………砲台燃えてるねグリン(T-T)」

グリン「
 慌てる、ない、威嚇だ、ルフィール」

ルフィーア「
 この船だって、いざとなれば、あれをぶっとばせる力があるのよね。」

フレイア「
 チュ♪チュドーーン♪」

ロリエーン「
 初めまして、私はエルフのロリエーン。
 まず、できるだけ簡潔に、必要だと思う事を説明して頂戴ね。
 あなたの素性、状況、目的、そしてこれからどうしたいのか。」

ライアは、自分のこれまでの歩みを一通り話した。
ウルチも、ライアと会って記憶を取り戻したのか、
エミルに収容されるまでのことを話した。
しかし、その後、クルアフに行ったまでのことは思い出せない。

ディアーネ「
 私はディアーネ、ウルチの友達よ。
 …ロリエーンはうるさく言ってるけど、本当に切羽詰ってる所だし、
 判らないことだらけで焦ってるだけなのよ。
 本当はお調子者で人騒がせなお祭り娘なんだから。」

ロリエーン「
 勝手に人の印象作んないでよね!?」

タムローン「
 そのルーの書というの、俺たちで分からないかな。」

どうやら、ライアによると、ルーの書に記された熱病に効く薬の作り方は、
どこにでも存在するようなある種のカビを使うらしい。
サンプルは無いが、書に記された単語が、この艦内でも何かの役に立つかも知れない。
それ以外の項目は、予備知識がないため、何が書いてあるのかさっぱり分からなかった。

ロックス「
 アントンとザムザンは、徐々に他の大陸のほうに向かっているようだが、
 我々はどうしようか。とりあえず、距離を置いて追尾するか、
 それとも、我々の世界にいったん帰るか。」

ライア「
 待って、私は、この世界でやらなければならないことがあるの。
 もし、その、あなたがたの世界に戻るということをして、
 再びここへ戻れなかったら、私は困ります。
 だから、そうするときは、私を置いていってください。」

それを聞いて、ウルチは、自分がどちらの世界の人であるべきか、
悩んだが、少なくともライアはこの世界に残るべきだと感じた。

リンク「
 エネルギーの残りはどうなのでしょう。
 ボクは、帰る分だけ残しておけば、少し様子をみても良いかと思います。」

エネルギーゲージを見ると、ここへ移動する前と後では、赤い棒の長さは
ほとんど変わっていないように見える。

誰かが言った。
「とりあえず、食事にしましょう。」
全員が賛成した。
窓外では、2つの戦艦が一触即発の状態を迎えている。

(ライアとウルチの行動の前半は、PCエンジン「闇の竜騎士」より)

※GMは、「ロックス」の行動権を、暁の旅人氏に移譲する。

プレイヤーは、ここで任意に感想・発言の書き込みを行なってください。

プレイヤーは、この回の内容を一通り読んだなら
 → クエスト003 モンタズナの反攻 に進んでください。

20080907004953

もぐもぐ(冒険者の基本。食べられる時に食べる)

ラセン


ルフィール「リンクひゃんおかありっ♪(もぐもぐ)」
グリン「食べながら話す、良くない(ぱくっ)うむ、美味♪」


同時進行00067


ルフィール「いみゃ……艦(フネ)落ちた…むぐ…(゜_゜)(ごくん)よね」
グリン「!!!!!」

20080907013726

まずはこっちに、と。

かざもりはや


とりあえず食事…ってそんな場合かなぁ?言い出したのは多分リンクですね(笑)
まぁ軽く食べながら話して、うち解けたということで。

結局ライアはどちらなのでしょう?
ウォーケンに保護され、モンドールに協力を求める可能性も…
世界に蔓延する熱病に対する対策と言うなら、アンドレシア帝国の協力を得て
活動したほうが有効な対策を講じることが出来る、かもしれません。
ですが、アンドレシア帝国はすごい軍事力を持っていて、あちこち侵略してるんですよね?
敵対する国に対して支援の手を差し伸べたり、してくれるでしょうか?
それで無くとも、ルーの所に記された知識には危険なものも多い筈。
軍事国家に渡して大丈夫なものか…
そういった所を、ライアに確認しておきたいです。

そしてその、熱病の治療薬ですが。
名前は判るのでしょうから、システムさんに聞いて情報を引き出せませんでしょうか。
そしてベルタでは水や食料品が作れるのですから、薬品も合成して作れるんじゃない?
どうせならここで、全世界を救っちゃうくらい大量に薬を作って、ライアに持たせて
あちこちにばら撒いてもらいましょう。

あとはエミルを追えれば…?

20080907114021

薬をつくりましょう

暁の旅人


最初に、GM様 ロックスの役をあてていだたいて、ありがとうございます、
ロックスは、リンクさんとおなじで、残りのエネルギーを気にしています。
かざもりはやさんの言うように、薬を作ってもエネルギーを使うでしょうから、
でもある程度ここで作っておくのは、正しいと思います。

20080907170606

薬品の合成

柴崎@銀河企画


暁の旅人さん、参加ありがとうございます。

かざもりはや氏の、ベルタ艦内で医薬品を合成するという提案は、OKです。
ルーの書にある物質名をもとに、
操作卓から製造を指示するということにできます。

20080907211844

はいはい、おかわりですね♪

水月狼牙


ライアさん、イリアさんどうぞよろしく。
お口に合うものが作れるように頑張りますので
食事やおやつはお任せください。
作るのも召し上がって頂くのも大好きなんです。
ルフィールさん。
いっぱいありますから、落ち着いてよく噛んで召し上がってくださいね♪

やっぱりルーの書をたてにすれば攻撃を受けないですむ方法がありそうですね。
後は交渉しだいということで…
といわけでやらなくてはいけないことが何なのか?
我々が協力できることなのかが肝心ですね。
まぁ、話したくない理由があるようですから聞きませんが
協力して欲しいことがあるなら言って欲しいですね。
薬品はもちろん作るとして食料や武器が欲しいとか。