モンスターメーカー・オンラインTRPG特設 /クエスト003 過去への旅
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クエスト003 過去への旅

柴崎@銀河企画


冒険者たちは、神殿(第二艦橋)で相談し、過去に向かう日を3日後と決めた。
それぞれの都合で、一度故郷に戻りたい人はそうすることにした。
ルフィールは、竜を含む冒険者全員に記念の装飾品を渡した。
ウルチは、ライアに会えたら渡す分のプレゼントの装飾品も受け取った。
また、ノーム国王のホロンは、本来は冒険者として加わったのではないので、
他の冒険者の意見も聞いた結果として、今回は、同行を辞退した。

過去に行った先での考え方は以下の通りとなった。
方法は、もちろん往復とも「時間歪曲点復帰」を用いる。
現地で、最初にその場の様子を確かめる。
第一に、自分たちが現在に戻る以外にすべきことが無いときには、
ただちに現在へ戻ってくる。
第二に、ライアの身に危険があって、助けを求めているのなら、
それを救助する。状況はライアを知っているウルチが判断する。
第三に、過去の世界で、もし余裕があれば、
そこに住む人に干渉しない範囲で、アイテムなどの探索をする。
干渉しないかどうかの基準は、各自で考える。
第四に、過去の世界に何かの危機が生じていて、それを見過ごしたら
世界が破滅するであろう状況になっていたら、
全力で危機の回避を試みる。交戦は最後の手段だが止むを得ない。
以上が骨子である。

ロリエーン「
 私はもう少し、ベルタ内部を調べてみるけれど、
 過去の世界にも、貴重なアイテムや情報があるといいわね。
 きっと、想像もつかないことを見聞きするに違いないわ!
 でもその前に、一度エサランバルに戻って、やっておくことがあるの。」

グリン「
 おれ、ヒューマンの国で、疎まれる。だから、あまり行動しない。
 でも、クリール村は、第二の故郷、一度戻る。
 サイラでもお世話になってる。アイラに感謝する。
 ディアーネ殿、もし一度、ケフル帰るのなら、グロッケンの助命、
 俺からも頼む。」

ディアーネ「
 グリンには悪いけれど、私は家出中の身、この一件が片付くまでは
 ケフル城に帰る訳には行かないの。
 ベルタの存在がケフルの国に知られたら問題だし。
 お父様に怒られるのが、怖い訳じゃないのよ? 本当よ。 」

ルフィール「
 ひとまず、クリール村に立ち寄ってご挨拶して、
 それから、ルフィーアお姉さんと一緒に、
 キルギル城に居るヴィシュナスお姉さんにも挨拶してくるわ。
 時間があれば、ベルタ城のなかももう少し調べる。」

ルフィーア「
 わたしは、ルフィールと一緒に行くから大丈夫よ。
 あと、時間移動のボタンは、私が押すから任せてね。
 私、そういうことをする運命なの。」

タムローン「
 俺は、ゾラリアに居る大学の先生とか、知りあいのところを
 周ってこようかな。そうすれば、ツキを良くできるだろうし。
 みんな、暗くなるなよ。別に死地へ赴くわけではないから。」

リンク「
 ボクも、ゾラリアに行って、マクスウェル教授にもう一度会って、
 それから、ガンダウルフ師もおいでなら、
 ご意見を伺って来たいと思います。」

ロックス「
 古代の何とかは、我々の武器と魔法が通用する相手ではないと思うが、
 それが敵だと決まったわけではない。
 彼らも同じ死すべき種族ならば、話せば分かる人々だと思う。
 向こうで何年が過ぎようが、こちらに戻ってきたら日は経っていないよな。
 では、クリール村にちょっと寄ってくる。」

ウルチ「
 元気に育ったバァリィと一緒に、ライアとイリアに会って、
 それからペンダントをあげるんだ。
 これ、おれが決めた自分への試練。
 それが終わったら、必ずここへ戻ってくる。
 きっと王様はおれを一人前に認めてくれる。
 そのあとは、コボルトの国で、人々が幸せになれるよう
 がんばる。」

ホロン「
 そうか、みんなは、わしのことを心配してくれているのか。
 わしも冒険者としては何のとりえもないからのう。
 もともと、ノームの民の望みは、この建物のことを知るか、
 または、建物を撤去してもらうことだったのでな。
 この城が、ここから別のところへ行くのなら、
 それで民の望みは、かなったことになろう。
 もちろん、諸君らは、必ず戻ってきなされ。
 そういうわけで、わしは、国に帰ろうと思う。
 ここで知ったことの秘密は守るから安心しなされ。
 国民には、建物はヒューマンが道楽で作ろうとしたものだが
 とりやめになったとでも説明しておこう。
 では、短い時間であったが、楽しかったぞ。
 もし、別のことで、何か相談があるときは、ノームの国を
 訪れてくれるといい。そうしたら、もっと若くて元気のいいのを
 冒険に連れていってもらうことにするから。では、達者でな」

ホロンは、ノームの国に帰っていった。
そして出発の日になった。
冒険者たちも、それぞれの用事を済ませてから再び神殿に集まってきた。
ルフィーアは、操作卓の表示から「時間歪曲点復帰」を選んで、
最後の確認ボタンを押した。
そうすると、ベルタの周りに球形の光が現れた。
その球の直径は徐々に小さくなり、やがて一点になって消滅した。


プレイヤーは、ここまでのところで任意に発言を行なっても構いません。

プレイヤーは、この回の内容を一通り読んだなら
 → クエスト003 ライア救出作戦 に進んでください。

20080831165325

いつの間に……

珠薬缶


そんな運命になったんだろう……?
ルフィーアって……。


ルフィーア
「みんな、準備はいい?
 じゃ、行くわよ!!」

ルフィーア
「ぽちっとな。」

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たぶん運命≒自爆装置では(笑)

ラセン


つまり、ルフィーアお姉さんが居なければ装置は動かないと(ウソです)
待って~ホロン王~記念品受け取って~~~
C= C= \(´_`)/

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艦隊戦は無理として、暴力の手段を(笑)

かざもりはや


あちゃー…そういう形で決めますか。困ったなー。
この場合、過去への移動を強硬に主張したのはウルチとタムローンでしょうか。
だとしたら、ロリエーンの友好値が-2されます(苦笑)
はてさて。
とはいえ、決まってしまった事は仕方が無いとして…ここはどうにか理由つけておきましょうか。
では…

ロリエーンは一旦、エサランバルに帰ると言い出した。あ、ディアーネも連れてね。
やっておくことがあるというのは、つまりエルフ王エルサイスへの報告等であるが、
それは半ば口実で、実はそのままばっくれるつもり満々だったりして(邪笑)
…で、報告ついでにエルサイスに散々愚痴をたれている間にですね、
ちょっと不安になったりする訳ですよ。

ロリエーン
「…あんな連中を、良く判んない物で過去へ送り込んだりして…大丈夫かしら?
逆にとんでもない失敗をやらかして…そうルフィーアなんか…」

エルフ王エルサイスもまた、報告された内容に青くなります。
ロリエーンのことですから、言いたい放題言った筈ですから。
…とは言え、彼は単純に過去への転移を反対した訳ではありませんでした。
彼がエルフ王として伝え聞く、いくつかの特別な伝承のうち一つに、
何か思い当たる物があったようです。
その伝承の内容は詳しくは話せないが、ロリエーンたちが過去へ向かう事に、
何か意味があるかも知れないと、エルサイスは考えました。
そしてエルフ王として、ロリエーンにベルタ城への出向を命じます。
一連の事態の推移を確認すること、そして…ベルタ城の行動を監視すること。
そんな命令を受けて、ロリエーンは嫌々ながら(内心は仲間たちを心配しつつ)
再びベルタ城へと戻ることにします。

ロリエーン
「しようがないなっ、もうっ。」

…ただし…そうですね、エルサイスから役に立ちそうな装備やアイテムでも、
むしり取って行きそうですよね。
正式な任務となった以上、そのための準備として…例えば魔法の弓とか。
エルフに伝わる謎の黒い玉とか(笑)
ディアーネも同行していることですし、彼女にもいい物があれば…
他の仲間たちにも?
あ。ちなみにディアーネですけど。
彼女はもしもの事態に備えて、ことの顛末を記した手紙をエルサイスに託します。
万が一の場合はケフル王へ報告が行くように。

…そんなので、どうでしょうか?

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エルフの伝説

柴崎@銀河企画


Q1:ロリエーンがエルフ王から特命を受けたことにできますか?
エルフの伝説を背景にしているという設定はいかがでしょう。

A1:はい。全く問題ありません。
第2話で歴史学者のプラーク教授がエルフの伝説を講演するシーン
がありましたので、それに目的を符合させて頂くと、より効果的だと思います。


Q2:エルフの国に保管されている謎の黒い玉が、
黒燿球のひとつだとする設定は可能ですか?

A2:ベルタの索敵システムの補助機能に反応しなかったことから、
今回のシナリオで、それを使う展開は難しいと思います。
ただ、特殊なシールドで覆われていたとにして、
ロリエーンは現物を見ていなかったために、
それが黒燿球であることは思いもよらなかったことにすれば、
次話以降に登場させるのは選択肢の一つです。

20080902001604

そこでもう一声(笑)

かざもりはや


プラーク教授の伝説…月が落ちる話まで付き合ってられないと、現時点思ってますが、
それはまぁ今後の事として…

ええと、蟻の巣から発見した黒燿球ですが、今はベルタにエネルギーを移動して
空っぽの状態ですよね。
ソレをこの時代、ライアに託しておく訳ですよ。
これをエルフ王に届けて、ロリエーンがベルタ城から帰ってきた時に渡すように、
黒燿球を持って再びベルタに向かうように命令しろ、と、そう伝えて貰うんです。
ずーっと未来まで、口伝としてエルフ王家に伝えるように。
そしたら未来では、もう充填が終わっていると言う訳で。
樹霊フォルンの鼻の穴にでも入れておけば、ベルタのセンサーって感度悪そうだから
発見出来ないんじゃないかな(笑)

それとっ、強打の出来ない弓にユリンのご加護をっ、グループ攻撃可能とかっ…

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黒燿球のエネルギー充填

柴崎@銀河企画


エネルギーが空になった黒燿球を過去のエルフ王に託し、
それを現代のエルフ王から受取るアイデアはOKです。
ただし、過去に行く前にそれを受け取ることはできないので、
満タンになった黒燿球を受け取るのは、
過去の冒険から戻ってきてからになります。

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もう一回ごねてみよ。

かざもりはや


>ただし、過去に行く前にそれを受け取ることはできないので、
>満タンになった黒燿球を受け取るのは、
>過去の冒険から戻ってきてからになります。

それだとロリエーンは、ただベルタ城に向かうようにと言われただけになってしまい、
伝言と共にライアに託す意味があんまり無くなってしまうのですが…
元の世界へ戻ったが最後、ベルタ城そのものを使うつもりが無いので、更に無意味に…

…エルサイスめ。渡すのを忘れたのかな?
ソレとは判らない形で、例えば謎の小箱に封印されたままにロリエーンが受け取り、
いざ必要になったときに箱が開いて黒燿球が転がりだす、とかでは?

出来たら。
現在の状況が片付いたら、ウルチが未来へ出現した時間を確認し、近い所へ時間移動して
エミルに接触、そっちの問題も一気に片付けたいと思ったんですよ。
そのためにはエネルギーが必要な訳で…
「時間歪曲点復帰」だと数年後になるからね…

…ついでに言うと、その時点でエミルを過去へ返せば、それに乗っているウルチを過去へ返すことが出来、
こっちのベルタに乗っているウルチは未来へ置いておく事ができる、と…
つまりパラドックスになるんだけどねー?
やってみたいかなー、っと。

※勝手に考えているだけなので、却下されても仕方ないものと考えています。

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アイテム無限増殖技

柴崎@銀河企画


結局のところ、それを許してしまうと、次のようなことになります。
ユニークアイテムを過去に持っていって、
現在になるまで隠しておきます。
そして、過去に行く前に取り出せたとするならば、
そこに並ぶ2つのユニークアイテムは、同一のものです。
矛盾にもレベルがありますが、これはかなりダメなレベルです。

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了解しました。

かざもりはや


タイムトラベルネタで良く使われる、パラドックスを利用した伏線のように
使ってみたかったのですが、残念です。
例えば光の子が持っていた「ペンダント」のように。
確かにアイテムを増やす可能性を示すことになってしまいますが、
ライアの時代とドラゴンライダーの時代では千年単位の時間が経過していますし、
普通のアイテムならまずその経年を耐えられないでしょう。
エルフ王に託すとしても数世代を重ねる筈、かなりの賭けになりますし、
黒燿球という、百年単位の時間を経ることで回復する特殊なアイテムでなかったら、
あまり意味は無いのではないかな、と考えていました。
…実際、今の時点で増やしたいアイテムって、特にありませんし。

それでは、ロリエーンにはベルタ城への出向命令のみが下ったものとします。
…わざわざ過去に戻って、代々のエルフ王に伝承として語り継がれるほどの活躍が
出来ればいいのですが…

それらしい活躍が出来なかった場合は、ただエルサイス王がベルタ城の行く末を案じ、
その末路を見届けるように命令した、ということでも構わないと考えます。

や、長々と煩わせてしまって、どうも失礼しました。
…とても楽しいので(苦笑)