モンスターメーカー・オンラインTRPG特設 /クエスト003 ベルタ城浮上
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クエスト003 ベルタ城浮上

柴崎@銀河企画


リンク、ロックス、グリンは、クルアフ山の湿地帯でノームの国王ホロンと会談した。
その結果、ホロンは、ヒューマンが勝手に何かを建てようとしているのではなく、
この地で発見された未知で危険性もある何かを調査していることに納得した。
調査団には他にエルフやコボルトの王族も居るという説明を受けて安心感を得た。
そして、この地で発見された物体の調査に、自分自身も加わることで合意した。
調査団が幾つかの種族の混成であることが、ホロンにとっては信用の決め手となった。
目の前には現にオーク族のグリンがいる。
もしヒューマンが策略を持って行動しているのならオークを仲間に加えるはずがない。
こうして、冒険者の一行にノーム族のホロンが加わった。
ホロンは、重臣たちにクルアフ山上で発見された未確認物体の調査に加わることを
説明し、その間のノーム国内の執政は、決められた順位で代理するように伝えた。
重臣は王の意を受けて、野次馬たちを連れて街に帰っていった。

さて、この城を海へ投棄するにせよ空の彼方へ放擲するにせよ、
城を動かさなければ始まらない。
城が浮き上がった後でも、冒険者たちは竜に乗ればいつでも脱出は可能である。
この城が実際に浮いて甲板から竜の発着進ができるであろうことは、
過去の竜騎士団の存在が間接的にそれを証明している。
こうして脱出の担保があることで一定の安全を見込んだ冒険者たちは、
操作卓から「巡航高度まで自動浮上」の機能を選択することにした。
システムは回答した。
「エネルギーを反重力機関に注入します」
「反重力機関は動作を開始しました」
「本艦は、これより浮上します」
湿地帯の周囲の土に亀裂が入った。
甲板の大半を覆っていた土は、弾かれるようにして除去された。
長さが180ヤーム(290m)、幅が20ヤーム(32m)の甲板が
地面から浮きあがった。それは完全な長方形で全くゆがみが無かった。
その甲板が水平を保ったまま、ベルタ城はゆっくりと上昇を始めた。
次に「甲板昇降機を起動」の機能を選択した。
そうすると、甲板上に一辺が10ヤームの正方形をした緑色の光の筋が現れた。
竜たちにその正方形の内側へ移動してもらい、
続く選択肢の「昇降機を下降」を選択すると、
正方形をした光の筋が赤色に変わり、まもなくすると、
その正方形の昇降台が竜を載せてゆっくりと下降していった。
着いた場所は、甲板の下にある天井が高い格納庫の部屋だった。
そうやって、竜たちを格納庫に移動してから、昇降機を元通りにせり上げた。

冒険者たちは、食堂の戸棚にあった食器類を並べ、
調理室にあったよく分からない食材を適当に調理したものや、
冒険者が手荷物として持ってきた食糧や酒類を、組み合わせて並べた。
さいわいにも、格納庫から食堂までは、竜が移動できるだけの広い間口があった。
その日の夜は、新しいメンバーのホロンを加えて、食堂で、盛大に宴会を開いた。
そして、明日はどうなるか分からない、危険と隣り合わせのこの城のなかで、
今、自分たちがこうして生きていることを、信じる神に感謝した。

そしてその翌日。
冒険者は、残りの調べていない部屋を探索して、
第一作業室で、さらに
短槍 「ドラゴンスピア」 攻撃+1
第二作業室で、
バンダナ(兜) 「竜騎士の誓い」 槍を装備しているとき攻撃+1
ペンダント  「ドラゴンの夢」☆ 防御+1
を発見した。
ロックスは、「ドラゴンスピア」「竜騎士の誓い」を装備しようと考えた。
そうすると、一度は着てそれから脱ぎ捨てた「竜騎士団の服」も、
まんざらでもない気がしてきた。
ベルタ竜騎士団がいけなかったのは規律であって服ではない、と自分を納得させた。

一方、「ドラゴンの夢」はキャラ先着1人が入手する。
誰も希望がなければ、ホロンが受け取るだろう。

さて現在、このベルタ城は、クルアフ山の上空に浮上したまま静止している。
この状態から「操縦システム」を使ってどこかへ移動するか?
例えば、南の島に行ってみてもよい。
その前に、ウルフレンド大陸の周辺の地形を確認するため、もっと上昇してみるか?
あるいは、黒燿球のエネルギーを全部使いつくしてしまうために、
空の彼方に発射することを目的として艦首主砲の砲塔にエネルギーを注入するか?
それとも、副砲で威力を試すために、副砲の砲塔にエネルギーを注入するか?
この城の機能で最も謎めいた「時間歪曲装置」の「時間歪曲点復帰」を使ってみるか?

冒険者は以上を勘案して発言を行ない、行動を選ぶ。

報告は、8月24日の正午が期限になります。
なお、期限外でも書き込みは自由です。
プレイヤーは、この回の内容を一通り読んだなら
 → クエスト003 過去からのメッセージ に進んでください。

20080823025552

まずはリンクの説得、お見事でした。

かざもりはや


…良かったのでしょうかいきなり飛び立って。
クルアフの山奥だから、ヒューマンやオークには見つかってないとしても、
コボルトやノームはびっくりだ(笑)
さて、もうこの状況では、城内部で戦闘になる可能性は低そうですね。
逃走したオークたちがドラゴンの翼に追いつける筈も無いし、
偶然紛れ込んで棲み着いていたモンスターなんてものも居ない筈…ですよね?
まさか魔法装置からエネルギーを吸い上げて異常成長したワームなんて…
居ませんよね?

ロリエーン
「物分かりのいい王様で良かったわ。でもホロン王、自身が来ちゃって良かったの?
ここは信頼する腹心を遣わすとか…自分の目で見たいって気持ちも判るけど。
まぁまずは宴会ね。始めちゃったものは仕方が無いわ。
…ところでホロン王。この調査団にはシャーズやドワーフは加わっていません。
それには理由があります。
私たちは、この空飛ぶ城を非常に危険なものだと考えています。
ですが同時に、偉大なる英知の結晶であり、大いなる力を秘めてもいるのです。
シャーズならばこの城を何らかの形で利用したいと考えるでしょうし、
ドワーフなら城に秘められた数々の技術を求めずにはいられないでしょう。
他の種族でも、この城についての情報を知るものは極僅かです。
誰がどのように悪用するか知れない。ゆえに極秘なのです。
この城は、このまま歴史の闇に葬るべきだと私は考えています。
ホロン王、あなたにも同意していただきたい。そして秘密を守って欲しいのです。」

ディアーネ
「あの、ロリエーン…結局、王様を騙してるってことになるんじゃ…」

ロリエーン
「嘘はついてないわよ。私は本当にそう思ってるもん。
ところでシステムに聞きたいことがあったのよ。
現在は20パーセントしかエネルギーが無いけれど、どれくらい行動出来るのかしら。
また、エネルギーを補充する方法はある?
この城がなくなっても黒燿球は他にも存在する筈だし、もう少し情報が欲しい…」

ディアーネ
「それたけじゃないわね。ロリエーン、何か企んでる?」

ロリエーン
「…まぁたいしたことじゃないけど。
この城をこのまま葬ってしまうのはいいけれど。
かつて、この城と同等のモノが存在していた、のよね。戦ったのなら敵も。
万が一それらが復活して、万が一悪用された場合…対抗する手段として、
この城を再び甦らせる方法が、あってもいいかも知れないって思ったのよ。
ドラゴンも届かないくらい高い空の上に浮かばせておいて、例えば毎年夏至の晩に、
空間何とか装置を使ってソフィア聖寺院の宝物庫あたりへ道を開くようにする、とか…
この思い付き自体、危険な発想かもしれない。
…そうは思うんだけど…」

どう思われますか?

ロリエーン
「それはそうとディアーネ、『ドラゴンの夢』って貰っておいたら?
優秀だよ、盾と同じ効果があるんだから。」

ディアーネ
「両手斧使うと、盾、持てないからなぁ…
でも、私はドラゴンを持っている訳じゃ無いし、竜騎士の遺産なら、
ドラゴンと繋がりを持った誰かが持つのがふさわしいと思うんだけど…」

20080823175544

グリンさんのおかげですね~♪

水月狼牙


プレイヤー発言です。
いえいえ、うまくいったのはグリンさんがいてくださったおかげですし
ロリエーンの考え通りに言っただけですよ~
しかしプレイヤーとキャラクターの折り合いが難しかったです~
正直、リンクは駆け引きする子ではないので~
本当に自分が危ないと思っているから危ないと言っているだけですが
でもプレイヤー的には危ないものだ~と吹き込んでおけば
使えるものだとわからないように
あっ!それはさわると危ないですとか
そこに入ると危険ですとか遠ざけられると思ったのと
ホロンさん王様ですから~ウルチさんとの均衡と
押さえておけばノームも無茶できないだろうと言う
はなはだ不純な考えを生かしたいと言う黒い考えがあったわけです~(^-^;)>
ロリエーンも正直で彼女らしいですね~
それなのに心配するディアーネも可愛いです~(*^-^*)
以下リンク発言です。

他の城が甦った時のためにですか…戦った敵はともかく
城だけだったら、まず他の城を壊して回るって手もありますよ。
壊すっていやな言葉ですが
とりあえず、この城は労働し汗して手に入れる
真の意味での幸せのために必要なものは思えませんし
日々の堅実な営みには脅威でしかないでしょうから。
(あぁ、システムさんごめんなさい)
この城の力を使うのは危険ですから位置だけ調べて
そこへ空間移動して人力で壊すを繰り返すとか…
ただ20パーセントでどのくらいのことが出来るか
システムさんと相談してみませんとわかりませんね。
そういえば現状の元である時間を遡ったところへ行くだけの
エネルギーはあるのでしょうかね?
いろいろシステムさんに聞いてみてから決めたいですね。

ところでご希望があったのでちらし寿司、すまし汁を宴会の料理に加えてみました。
和風もいいですね♪

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本当にスゴい人達と旅してるのね

ラセン


ルフィール「スゴいわリンクさん。料理のテーブルひとつで流れを変えて心からの説得で王様さんも動かす、さすが宮廷調理魔道士さんね。」
グリン「ルフィール、宮廷調理魔道士、違う」
ルフィール「ロリエーンさんもスゴい(尊敬の眼差し)そうよね、武器がついていると言う事は敵がいた可能性が高いのね。こんな大きな敵、今の私達では倒せないかも」
グリン「何時の世も、戦、、虚しい」
ルフィール「わぁ綺麗なペンダント♪欲しいけど、王様さんに渡す方が良いと思う、ベルタ城の危険な物は無理だけど竜騎士の品物は大丈夫だと思うから。記録に残せないから代わりの記念品ね、竜騎士繋がりで達成感と一体感もあるし」
あっ、ただのいち意見なので欲しい方がいらっしゃれば、是非。その場合改めてGMにお願いして、作業室でお揃いのグッズを作ります(笑)

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記念グッズ作るとしたら

ラセン


記念グッズを製作するのだと。ペンダントはやはり戦力的にディアーネ姫様が持ってる方が良いかもです。

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冒険者の記念品

柴崎@銀河企画


冒険者の記念品を作るのはOKです。
人数分あってもいいです。
ただ、全体の能力値が上がってしまうと変になるので、
「今は」能力に関係ないものとしてください。
部位と名前はお任せします。

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全くもって役立たず……

珠薬缶


ルフィーア
「あれ?
 迷ってる間に食堂で宴会が始まってる……。」

って事にしといてください、前日の行動……。(汗



ルフィーア
「私は、この『時間歪曲装置』ってのが気になるのよね。
 なんだか良く解らないけど、使ってみたら少しは解るんじゃない?」

ルフィーア
「えっ?
 だって面白そうじゃない♪
 (ワクワク)」

ルフィーアは未知の装置に興味津々だ。(笑)