モンスターメーカー・オンラインTRPG特設 /クエスト003 ベルタ城内の探索
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20080818234131

クエスト003 ベルタ城内の探索

柴崎@銀河企画


ロリエーンは、第二艦橋(神殿)の内部を詳しく調べた。
ここの入口の扉は、最初に入ったときは手で押し開けたが、
ロックスが黒燿球にチューブをつないだ以降は、
人が接近すると自動的に開くようになった。
神殿のような独特の雰囲気を持っているのは、
壁に配置された飾り物のためであるが、
どうやら、それらは後から付けられたもののように思えてきた。
この部屋の中央奥には、巨大な黒燿球が配置され、
その両隣の少し離れた所に、手のひらサイズの黒燿球を置く窪みがいくつもある。
このことから、手のひらサイズの黒燿球は2つ以上存在する確信が得られる。
その窪みの一か所には、冒険者が発見した黒燿球がはめ込まれている。
周囲は卓のようなものが扇型に並んでいて、そこにボタンやら操作レバーが
付いている。また、赤や青の光源が点滅している。
卓には、残存エネルギー20%と声がしていたのと符合するゲージが表示されている。
周囲の壁には、本物でない窓が並んでいて、城の外の様子が投影されている。
その映像にはいくつかの数字が重なっているが、何を表しているか分からない。
操作卓には帳面が置かれていた。
それをめくると、何か細かい走り書きがあるが良くわからなかった。
ただ、「我々は、必要としない機能は使わないことにした」
と読める箇所があった。

ディアーネは、作業室のひとつに向かった。
そこは、武具を加工するための部屋のようだった。
そこには、いくつかの武具と、それを制作するための部材があった。
大量の革紐と、金属の留め具、槍の穂先、鏃、その他、加工すれば
武器になると思われるものがあった。短槍も多数置かれていた。
これは、当時住んでいた竜騎士団の専属職人が運びこんだもののように思えた。
ディアーネは、そのなかで思いがけず、両手斧を発見した。
両手斧 バトルアックス 攻撃+1 盾は装備できない
これは、探しているアースアクスではないが、
攻撃を重視するなら、これを持っても良いだろう。

リンクは、システムに向かって声で質問した。
システムは、それを認知したらしく、次のように答えた。
システム「この艦は、命令に従って動きます。
 ただし、エネルギーが不足したときは、反重力装置が徐々に動作を停止します。
 エネルギーの供給が断たれたときは、艦の表面に迷彩が施されて、
 次の補給を受けるまで機能が停止します。
 現在は、予備カートリッジからの補給が完了していて、
 残存エネルギーは20%まで回復しています。
 特段の指令がない場合、艦は、自分自身を守ろうと自律的に動作します。
 唯一の例外は、自爆指令を受けたときです。」

ルフィーアは、黄色と黒の模様が周囲に施されている赤いボタンに触ってみた。
システムは、こう告げた。
「これは自爆システムです。起動するには暗証番号を入力してください。」
続けて、卓に、数字を入力する画面が表示されたが、
その場にいる冒険者の全員がそれ以上の操作を制止した。
システムは、説明を続けた。
「主砲で撃破できない敵に使用する最後の手段です。」

それから、ルフィーアとロリエーンは、甲板に戻ってみた。
どうやら、いま竜たちが居るこの場所は、地表に現れているごく一部らしい。
甲板と呼んでいる場所は、非常に長く大きいことが予想できた。
おそらく、空に浮かび上がれば、土が振り落とされて全体の様子が分かるだろう。
次に、第一艦橋に昇った。
そこは、第二艦橋と同じような操作卓が置かれていたが、黒燿球は無かった。
見晴らしがよく、甲板を見渡すことができた。

グリンは、所属と艦名を表示する指示を選択した。
システム「本艦は、アンドレシア帝国軍所属、宇宙空母ベルタです。
 僚艦のザムザン、アントン、エミルは、現在、行方不明です。」

ルフィールは、もじもじしながら言った。
「……トイレいきたい」
冒険者たちは調べていないが、居住区はとても広く、その区画のそれぞれは
世帯で住めるような部屋があり、そこには台所もトイレもシャワーもある。
その一方、尖塔の下方にある区画付近は仕事場が並んでいて、トイレは廊下にある。
その廊下のトイレに入って、
ルフィールは、水道の蛇口から水がでることを発見した。
この艦は、周囲から水を集めて蓄えているのか、
或いは物質生成炉なるもので水を造り出しているのだろう。

ロックスは、格納庫に行ってみた。
そうすると、そこは広い空間で、天井部分は、距離的には甲板の裏側だと見当をつけた。
中央には昇降機と表示された構造物が天井まで達している。
昇降機を動かせば、竜たちを、この格納庫まで下ろすことができるだろうと
思ったが、この広さから考えて、甲板の大部分は土に埋もれているはずだ。
だから、土を取り除くか、浮上させるかしないと、
このままで昇降機を動作させたら、上から土の塊が降ってくることが予想された。

ウルチは、娯楽室に行ってみた。
すると、テーブルにプラッカチェスが置かれていた。
そのほか、数十枚のカードが1組になったものや、ダイスもみつかった。
回転する盤もあったが、どう使うのか分からなかった。

タムローンは、試しに「艦首主砲の砲塔を開放」の指示をしてみた。
そうすると、システムは次のように答えた。
「現在、艦首は地下に埋まっていて、使用できません」
システムは付け足した。
「主砲は非常に強力です。発射された光の束は直進します。
 そして目標に当たると高熱を発します。」
タムローンは、矢のように遠くへ届き、ドラゴンブレスのように
火炎で攻撃する武器を想像した。
しかし、浮上しない限りそれは使えないことも分かった。

ここで、第一艦橋に入っていたロリエーンとルフィーアは、
人影が接近してくるのを発見した。
それは、この付近の地下に棲むノームたちだ。
どうやら、竜が群れを成して飛んできたので、この場所に気付いたらしい。
ノームは、甲板の上にいる竜たちを目指して近づいてきている。
接近するにつれて、彼らの全容が分かってきた。
総勢は50名ほどで、武器を持っているかどうか不明だが、
内部に入られるとやっかいなことになる。
塔の入口を封鎖する方法は、良く分からない。

冒険者は、引き続き、行動を好きなだけ選ぶことができる。

報告は、8月20日の正午が期限になります。
なお、期限外でも書き込みは自由です。
プレイヤーは、この回の内容を一通り読んだなら
 → クエスト003 ノームとの邂逅 に進んでください。

20080819035718

出来たら平和的に行きたいですね。

かざもりはや


…こ、これは…神話以前の超古代文明時代の超兵器、ほぼ完全な状態で…
大陸、征服しろと?
小さな黒燿球一個で20パーセント、ということは…破壊しなくて良かったね…
あと自爆、いやそれは、敵に対する最終攻撃手段ってダメですよっ、
主砲以上の破壊力で爆発するって、いやそんな敵が居たってこと?
対消滅動力機関だったら反物質の放出?
…それはついでに惑星を壊しそうな勢いになりゃしませんかしら…
とりあえず、攻撃手段としての自爆は止めませんか…?
20パーセントあれば安全圏まで飛ばして自爆・自沈…と言うのを考えていたのですが、
主砲以上の威力となるとこの案はちょっと。
まぁ暗証番号もあって無理みたいですが。
そもそも宇宙戦艦規模の火力を地上で使用するのは…どんなレベルなんだろ…

ディアーネ
「バトルアックス…折角のドラゴンシェルが使えなくなっちゃう、けれど…
ええいっ、これに決めた!」

ディアーネの武装をバトルアックスに変更。
ドラゴンシェルはアイテムとして所持したいです。薬草を一個減らして。
ドラゴンの背で使うように作られたものなので、コンパクトに折り畳み可能、とか。
今までの斧は…換金の可能性もなさそうですが、一応バルサミコスの背中にでも
くくりつけておきたいな、と。
捨てられない貧乏性なのはキャラではなくプレイヤーの性ですがっ。

ロリエーン
「ノームか…甘く見る訳には行かないわね。脅かして帰って貰うのが一番だけど…
出来るかなぁ…危険なものだと説明すれば…危険なのは本当だし。
とりあえずノームの出方を見ながら、出来る事をやっておきたいな。
点検機能って言うので飛べるかどうかくらいは判るかな?それを命じてみよう。
そしてできる限り調べて回るのはどうかな。
とりあえず私とディアーネは、第一と第二の作業室を手分けして、余裕があれば
第4と倉庫くらいは回れるかしら。居室にも興味あるけど…
そうだ、甲板のドラゴンたちの安全を確保しないと。
城内へ退避させるのは多分無理みたいだし、飛び上がって周囲を警戒して貰ったらいいかな?
とりあえずバルサミコス、ノームたちの様子を偵察して来てほしいの。
刺激しないように慎重に、攻撃を食らわない距離から。くれぐれも無理はしないで。
武装しているか、統率が取れているか、それともただの野次馬か…
あとルフィール。
いくら魔法の力が生きてるって言っても、100年単位で誰も使ってない水なのよ?
使うなとは言わないけど…慎重に、ね?」

20080819122219

わーい♪ノームさんだー♪

水月狼牙


はっきり言って今のウルフレンドには手に余るものであり
野心家や闇の手に渡れば世界を破滅させるものであることは確かなようですね。
それなのに目立つ竜で来てノームさん達に気づかれてしまったなんて…
どうしましょう?
ノームさん達なら掘るも埋めるも自在でしょうけれど
情報がもれれば埋めても無駄ですし
でも埋められれば暗証番号を探す間の時間稼ぎになるかもです。
どういうノームさん達でしょうね?
竜のいっぱいいるところに直には来ないでしょうけれど
こちらに来て何かを見てしまう前によく知りたいですね。

ということで足止め。
来られる前にノームさん達の方へ♪仲良くなれるといいのですが♪
危なかったらバルサミコスさんも上空にいることですし
いざという時はよろしくでーす♪
「わーい♪ノームさん達。いいところに来ましたね♪
ステキなピクニック日和ですし、ご一緒にお茶しませんか?
フルーツと木の実がいっぱいの美味しいパウンドケーキありますよ♪
お茶も気分の落ち着くリンデンのお茶です♪」
と、その場にお茶セットひろげます。
「あ、もしよかったら、あの子達もこっちへ呼んで一緒にお茶してもいいですか?」
と向こうのドラゴン達指差します。
「とっても大人しくって優しい子達なんですよ。
噛んだり炎を吐いたりなんて頼まないとしませんから♪」
(リンデン、お友達になる第一歩はスマイルです。ニッコリ笑って♪)
リンデン、ニッコリ。
「あ、竜達と一緒にお茶するのイヤだったらいいんです。
(でも本当は竜達とも仲良くなって欲しいですね♪
竜のイメージアップになるかもしれませんし)
ボクは宮廷でも通用するような、お菓子作りを目指して修行中で
色々な方に召し上がって頂いてご意見が聞ければ嬉しいだけなので。
(ウソじゃありません^▽^)」

20080820174810

締切やぶりだけど

ラセン


取り敢えず書いときますm(_ _)m
ルフィール「うわぁ水が出る、腐ったにおいはしないわね、硬水なのかしら?…どこかでロリエーンさんの声が聞こえたような…でも手を洗っちゃう(笑)、で、まわりの部屋も覗いちゃおう、ここから調理室食堂シャワー室と居住区A~Fの近いほうを(大雑把ですみません)…ん?みざ何かあったの?え?グリン?みざ一緒に?え?りんでんちゃんとわらうの?」
グリン「俺は、リンク、サポートする、調理魔道士の護衛役、か、」
ミザクオン「ぎゃ♪」

20080822094232

冒険の目的

暁の旅人


キャラが冒険を始めた最初の目的て何でしたっけ。
ルフィールは、グリン探しで、解決。
ディアーネは、アースアックス探し。
ウルチは、ライア探し。
でいいのかな。

20080822214439

はい。ルフィールの目的は果たしました。

ラセン


が、ヴィシュナスお姉さんから竜の卵を授かったり、蟻さんの巣から黒燿球を見付けたりして、
ベルタ城まで来ました。
……みつけなきゃ良かったかも知れないです(汗)
それだとキャンペーン(←あってますか?)になりませんが。

20080823030249

あえていうなら。

かざもりはや


ディアーネの当座の目的はアースアックス探しでしたが、広い意味での目的は冒険。
未知の遺跡を探索し、戦いのスリルを味わい、ついでに一攫千金。
ロリエーンも似たようなものです。